1年間の幸せだった日本の生活が終わって、日本語を忘れないために日本語で本を読み始めました。 今の時代は昔と違って他の国に住んでても日本の本を読むことができます。パリには日本のブックオフがありますし、アマゾンジャパンでオンラインでも日本の本を読めます。

 普通、漫画は日本語でいっぱい読んでいますが、このページでは漫画じゃなくて小説とか、日本語の勉強に役に立ってた本を紹介したいと思います。僕にとって日本語は実際に特別な言語であります。知らない単語があったらフランス語とか英語と違って辞書で調べるのが大変です。アルファベットは早く入力できるが、日本語は普通漢字を入力しなきゃならないからです。その日本語の特徴で、知らない単語が多い本は読めないです。最初は頑張って読んでも時間が過ぎたらしんどくなり諦めてしまいます。ということで本を選ぶ時は難し過ぎてなくて、よく読まれる本を慎重に選びます。きっと僕みたいな人がいると思って、2020年読んだ日本の本を紹介します。

🛌 また、同じ夢をみていた

 「君の膵臓をたべたい」という作品は皆さんご存知ですようね。『また、同じ夢をみていた』はあの作品の作家さん、住野よるさんの作品です。個人的にすごく好きな作家さんで結構他の作家さんの本と比べたら読みやすいです。

 市川市に住んでいた時は今と比べたらすごく日本語が下手で、日本語に自身もなかった。それで日本語を勉強しようと思って選んだ本が「君の膵臓をたべたい」でした。毎朝市川市図書館で「君の膵臓をたべたい」をその日本語実力で何日間が読んだくらい、住野よるさんの本はよく読む本です。もちろん、この本もすごく早く引き込まれるほど、面白い本です。毎日、寝る前に本を読みましたが、1回読み始めたら、止められなくなり結局抜け出せなくて遅く寝てしまったことも多いました。

 初めは不思議な文体だなぁ。でも、女の子視点で描くならこれが最適なのかなぁ。なんて思って読んでいました。物語の主人公は、頭のいい女の子です。いくら頭が良くても子供は子供。けれど、子供の中に入ると頭がよすぎる。そんな感じの女の子。文章の書き方も子供っぽいのに一歩引いてみているような、でも時に子供の無垢な感情が鮮やかに描かれていました。

まだ住野よるさんの作品を読んでないならお勧めです!

🙆‍♂️ そのままでいい

 この本はですね、コロナで日本にいけなくなる前に大阪で買った本です。最初はただ綺麗で簡単に読めるなと思って買った本ですが、結局本当に役に立った本です。2020年は今までの人生と違って僕にとってとても大変な時期だったです。その時期にこの本は僕を色々救ってくれました。

 とてもシンプルでわかりやすく、共感出来る部分が多かったです。枕元に置いて、寝る前にいくつか読みました。毎日の生活でうつうつする事が多かったのですが、気分よく眠れる様な気がしました。一言一句が研ぎ澄まされているのに温かみがあり、言葉の力って凄いなあと改めて思いました。著者の表現力に感服します。

このコロナの時期、読んだらいい本だと思います。

🙋 その以外に

今回は紹介してませんが、今年他に良かった本は

これらの本がすごく良かったです。是非機会があったら読んだらいいと思います。

 日本語で本を読むことは母国語と比べたら普通6倍以上の時間が必要です。流石に簡単にやれることじゃないです。でも外国語の勉強は頭じゃなくて根気でする勉強です。2021年も頑張りましょ!